農地・水・環境保全向上対策事業                                                                                           大杉環境保全推進協議会   


  近年、過疎化、高齢化、農業に対する考え方等による、農地や農業用水等の資源を適切に
  保全管理することが困難になりつつあります。大杉区でも例外ではありません。留守宅住宅
  の増加は、放置水田の増加につながり、放置水田の雑草の種の飛散・害虫の発生は、隣地
  の水田への脅威となります。
  このような中、将来にわたり農地や農業用水等の良好な保全と質的向上を図ることを目的に、
  農業者を中心に多様な主体が参画する活動組織を設立し、資源の適切な保全に加え、生産
  資源や環境資源としての保全向上活動を実施することに対し、国・県・市より助成金が交付さ
  れます。平成19年〜23年の5年間の新しい政策です。活動申請農地面積に対し助成金が支
  給されます。当然、チエックリストニよる厳格・明細な活動計画・実施状況・結果・対策等の資料
  の提出が義務付けられますが、大杉区としましては、”大杉環境推進協議会”を立ち上げ取り
  組むこととしました。
  大杉環境推進協議会の会員は、区はもちろん、農事部・老人クラブ・光会・雄杉会・女性会・
  子ども会・消防団・パソコンクラブの協力の下構成します。
  協議会の会議は、必要に応じ開催し、大杉区の農地・水・環境について協議します。区民一人
  ひとりの協力がなければ進んでいきません。区民総員で明日の大杉を守り・育てていきましょう。

        平成19年・20年の活動
        平成21年・22年・23年の活動



24年から新たな事業として取り組みます。

農地・水保全管理支払交付金
   (旧農地・水・環境保全向上対策)

農林水産省では、平成19年度から「農地・水保全管理支払交付金」により、地域共同による
農地・農業用水等の資源の保全管理と農村環境の保全向上の取組に対し、支援しています。
平成24年度からは、集落を支える体制の強化や仕組みの簡素化を図り、平成28年度までの
対策として継続しています。また、老朽化が進む水路等の施設の長寿命化の取組や、水質・
土壌などの高度な保全活動への支援を拡充しています。

【活動の解説】

共同活動
農地、水路等の基礎的な保全管理と農村環境の保全のための活動

向上活動 

農地周りの水路・農道等の長寿命化のための活動
水質、土壌等の高度な保全活動のための活動

                                   農林水産省HPより


24年度の活動

   
4月 各所の点検
   
昭和井水路掃除     大町井水路掃除      笠谷井水路掃除     水門の点検・整備
   
美化活動                          法面の草刈          生き物調査 
   
秋の実り         活動意見交換会     新規就農者を含めての懇談会    研修会(豊岡)
   
     水漏れ水路の修復工事            完成後の点検        保全管理会議



25年度の活動


   
4月 活動旗の設置        耕作放棄地の耕運       昭和井の井堰 
   
 昭和井             大町井                笠谷井 

    
 5月  農地会議            シカ柵補充        草刈

    
 耕作放棄地の耕運     6月  餅つき交流会       7月  研修会

    
 8月   研修会         9月  豪雨被害点検         豪雨被害点検          

  
豪雨被害点検          25年3月    豪雨被害修復工事(笠谷井取水口堰堤)



26年度の活動


   
大町井取水口          昭和井水路補修        昭和井水路かさ上げ   

    
昭和井               笠谷井                      大町井     

    
会議・研修会

   
子供会との交流

    
害獣防止柵の補修・新設